サウナに入る効果
こんにちは。
サウナなんて熱いだけ。
息苦しくてずっと入っていられないという人も多いのではないでしょうか。
今回はサウナに入って得られる効果をまとめてみました。
サウナって意外と良いこと多いんですよ。
サウナの美肌効果
サウナに入ることによって、美肌効果が得られます。
具体的には、
- 肌のターンオーバーを正常化
私たちの肌は、一定のサイクルで新しく生まれ変わっています。
古くなった細胞が落ちていき新しい細胞が生まれてくる、このしくみを「ターンオーバー」とよびます。
温度と湿度が高いサウナに入ると血流が格段に上がり、血液循環がよくなって新陳代謝がアップします。
新陳代謝がアップ=ターンオーバーが促進されているということですね。
- 自律神経を整える=肌荒れ予防
人間の体にはたくさんの神経があります。
その中で、内臓の働きなどを調整してくれるのが「自律神経」です。
自律神経には昼間や活動しているときに活発になる「交感神経」と、夜間やリラックスしているときに活発になる「副交感神経」の2種類があります。
サウナで血管が拡張すると、交感神経が活発になります。
その後、水風呂に入ることで血管が収縮し、副交感神経が活発になります。
そして、この温冷の刺激を交互に与えることが、自律神経のバランスを正常に戻し、心を安定させてくれるのです。
ストレスが解消され、肌も荒れにくくなります。
- デトックス効果
サウナに入ると、誰でも大量の汗をかきますよね。
このとき、体の中の老廃物も一緒に排出されています。
毛穴自体の通りがよくなるので、肌がツルツルになります。
サウナ、チェンジ体臭
サウナには体臭を変える効果もあるそうです。
汗と一緒に老廃物を排出してくれることで、においの原因といわれる皮脂腺の詰まりを押し出すことができます。
でも、汗自体がくさいんじゃないの?と思われる方へ、
実は、汗そのものはほとんど匂いがないそうです。
においのほとんどは、汗の中に含まれる皮脂から生まれるんだとか。
つまり、皮脂腺の詰まりを常に取り除いていれば、汗をかいても臭くならないんですね。
たしかに、サウナの中でオヤジの匂いってしたことないかも。
サウナのダイエット効果
サウナ出たときって、体重が減っていますよね。
そう考えたら、ダイエット効果はあるのでは?と思いますが、それは安易な考えです。。
サウナでかく汗の量は人それぞれで、
健康な男性がサウナに10分入ると、約400mlの汗をかくそうです。
水分補給をしないでサウナに入る人はいないので、結局は元どおりになってしまいます。
また、サウナの消費カロリーは30kcal程度なので、運動と同等のダイエット効果は得られなさそうです。
- 太りにくい体づくり
ただ、サウナでは代謝を上げることができます。
サウナだけで痩せることは難しいですが、
脂肪を燃焼しやすい体、太りにくい体質を作ることは可能というわけです。
サウナの効果的な入り方
サウナの入り方には決まりはありません。
王道の入り方をご紹介しますので、自分でアレンジしてみてください。
①水分をとる:水でいいです。サウナ前の飲酒はダメですよ。
②髪と体を洗う:銭湯のマナーです。
③サウナにIN:体を拭いてから入った方が汗をかきやすいです。
④サウナの中は8分〜12分が個人的にはベスト:我慢はしないでくださいね。
⑤汗を流して水風呂へDIVE:1分ぐらいでOK。長く入りすぎると寒くなります。
⑥5分休憩:いすに座って休憩します。僕は口半開きでぽけーっとしてます。
①〜⑥を3回繰り返します。
休憩のあとの水分補給も忘れずに!
僕は3回目の休憩の後、湯船にさっと浸かってから浴室を出ます。
サウナー(サウナによく入る人)の間では、
①〜⑥を1セットと呼び、
3セット(1セット×3)を1セッションと呼んでいます。
サウナで我慢すること=効果が高いわけではありません。
やりすぎると効果がダウンするデータがありますので、3セット以上は体調を考えながらしましょう。
サウナについて書かれた論文
サウナについて書かれた論文をまとめました。
よかったら学術的にサウナを考えてみてください。
サウナ入浴法の検討:―入浴時間の設定が生体諸機能に及ぼす影響―
まとめ
以上、サウナの効果について紹介しました。
サウナで心が穏やかになるのは自律神経のバランスを整えてたからなんですね。
みなさんもぜひ一度、サウナに行ってみてください。